漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
80歳になる母の主に下半身の症状でご相談に上がりました。
もともとは体格の良い母だったのですが、70歳を過ぎたころから高血圧の関係もありダイエットを開始しました。
体重は見事に落ちて、歩くのも大変楽になったと喜んでいたのですが、体組成計で測定したところ筋肉量がかなり減っていました。
その点については私も前から心配していました。
最近では冬になると
『足が冷える』『足がしびれる』『腰が痛む』が口癖になってきています。
確かに80歳を超えてくれば至ることころにガタはくるとは思いますが、このまま寝たきりになってしまうのではないかと母も私も心配になり、漢方薬ならどのようなアプローチがあるのかと思い天明堂薬局さんに伺いました。
中山先生からも年齢について、筋力の低下については致し方ない部分もあると説明を受けましたが、血の流れが悪くなると痛みやしびれが起きやすくなる、という考え方を聞いてピンときました。
母は温泉に連れて行くと、とても表情が柔和になり痛みについても言及することが減ったので、血流を良くする方法を試してみたいと思いました。
漢方薬を飲むと効果はすぐに表れて、下半身のしびれが気にならなくなった、と話してました。
漢方薬も抵抗なく服用できるようで、用法用量通り飲むのが楽しみだと話しています。
今月も痛みやしびれについては何も言っていないので、体調が良いのだと思います。
継続してみたいと思います。
中医学には『不通則痛』という考え方があり気血の流れが悪い場所は痛みが表れる、という考え方があります。
血の流れを良くするばかりでなく、ストレスがかからないようにドライブや散歩も試してみてください。
TEL:028-622-5975
住所:栃木県宇都宮市星が丘2-9-25